みなさまは、氾濫にも種類があることをご存じでしょうか。
ゲリラ豪雨による河川の氾濫など、報道などで耳にする機会も多いと思います。
そこで今回は、氾濫についてご説明します。
氾濫は雪解けや梅雨、豪雨を伴う台風や局所的なゲリラ豪雨など、日本で発生しやすい水害です。
「内水氾濫」と「外水氾濫」の2種類あります。どちらも河川の増水が起因となります。
①「内水(ないすい)氾濫」
市街地に排水能力を超える多量の雨が降り、建物や土地が水に浸かることです。
内水氾濫はさらに2種類に区別されます。
・「氾濫型の内水氾濫」:排水の役割を担っている用水路や下水溝が河川の増水によって
機能不全となり、次第に冠水が上がることで起きるもの
・「湛水(たんすい)型の内水氾濫」:河川の水が排水路を逆流して起きるもの
②「外水(がいすい)氾濫」
多量の雨による河川の氾濫、又は堤防が決壊することで市街地に水が流れ込むことです。
内水氾濫は少しずつ市街地が水に浸かるのに対し、外水氾濫は河川の氾濫や堤防の決壊により、
勢いよく土や砂を含んだ河川の水が流れ込むことが大きな違いです。
氾濫などの水害はいつどの地域でも起こりうるものです。
これまで弊社ホームページでは、側溝清掃の重要性や浚渫業務についてお伝えしてまいりました。
側溝清掃は「内水氾濫」を防ぐため、浚渫業務は「外水氾濫」を防ぐために重要な業務となります。
日頃から身の回りを清掃していることが、このような水害が起きた場合の備えの一つとして大切になってきます。
(詳しくは、2022.10.18更新「側溝清掃の重要性」・2023.5.19更新「浚渫業務とは!」の記事をご覧ください。)
また、弊社では側溝清掃や浚渫業務も行っております。
お気軽にお問い合わせください。