9月10日は「下水道の日」と定められています。
「下水道の日」とは、もとは1961年(昭和36年)、下水道の全国的な普及を図る必要があることから、このアピールを全国的に展開するため、「全国下水道促進デー」として始まりました。
そこから、近年の下水道に対する認識の高まりもあり、より親しみのある名称として「下水道の日」に変更されました。
この日に定められたのは、下水道の大きな役割の一つである「雨水の排除」を念頭に古くから台風シーズンとされる 二百二十日が適当とされたことによるものです。
二百二十日(にひゃくはつか)とは雑節(※1)の1つで、2月4日頃の立春から数えて220日目のことをいいます。
(※1 「雑節」(ざっせつ)とは、季節の移り変りをより適確に掴むために設けられた、特別な暦日のことです。)
毎年、「下水道の日」の前後には、下水道について国民の理解と協力を得ることを目的として、全国各地の下水処理場で様々な下水道のイベントが開催されています。
また国土交通省では、国民の下水道に対する理解・関心を高めるため、「下水道の日」である9月10日を中心に、 X(旧:Twitter)やYoutubeで下水道の魅力を伝える動画が配信されています。
また、今年の10月19日(土)には、マンホール蓋や下水道の魅力について発信されるマンホールサミットが富山市で開催されます。
マンホールサミットinとやま|富山市公式ウェブサイト (toyama.lg.jp)
この機会に、皆様も下水道について考えてみてはいかがでしょうか。
(参照:公益社団法人 日本下水道協会 | 下水道の役割や効果その仕組をはじめ、下水道事業が円滑に執行されるよう、情報提供に努める公益社団法人日本下水道協会です。 (jswa.jp))