今回は、浄化槽の漏水についてご説明します。

浄化槽の漏水とは、浄化槽の本体に亀裂や破損が発生し、本来ならば浄化槽内部にて処理されるはずの汚水が槽の外へ流出し、浄化槽内部の水位低下が見られることをいいます。

浄化槽から未処理の汚水が、漏水してしまうことにより、環境汚染につながります。
漏水した汚水は、地下水や土壌の汚染の原因となります。

また漏水していることで、浄化槽管理者が毎年1回行わなければならない定期検査（11条検査）が不可になります。
定期検査（11条検査）が不可の場合、浄化槽の補修・新設が出来ません。

浄化槽の漏水の原因として、主に以下の内容が考えられます。
・周辺の地盤沈下や隆起によるもの
・地震などの一時的な強い衝撃によるもの
・地下水域での地下水圧や土圧（地盤による圧力）によるもの
・経年劣化による寿命
ただし、上記の原因はあくまで考察ですので、漏水の原因を断定するのは難しいです。

浄化槽の漏水や、定期検査（11条検査）についての詳細は下記の連絡先までお気軽にご連絡ください。

☎076-451-1456