浄化槽の法定検査とは、浄化槽が正しく設置され正常な機能を発揮しているか検査をするもので、
年に1回の水質検査と外観検査が法律で義務付けられています。
また『保守点検』と『法定検査』は目的が異なり、どちらも大変重要になります。
保守点検とは、浄化槽を点検し装置や機械の調整・修理、清掃時期の判定、
消毒剤の補充などを行います。
法定検査とは、上記の保守点検や清掃が適正に実施されているか、
また、浄化槽の機能が十分に発揮されているかを専門の検査機関が確認するものです。
これらの点検や検査を受けずに浄化槽を使用し続けると浄化槽本来の機能を十分に発揮することが
できず放流水の水質が悪くなったり悪臭が発生する原因となり、生活環境を悪化させる事態へと
繋がっていきます。
浄化槽協会からも、これらの定期検査・法定検査の実施を促す葉書が届いていると思いますが、
浄化槽使用者は適正に法定検査を受けるように心掛けてください。
法定検査について何かご不明点などある場合は、弊社の担当者までお問合せ下さい。